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【俳句の作り方講座】俳句の書き方

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俳句の書き方

書き方というと大袈裟なようですが、今は色々な書き方を目にするので書いておこうと思います。

例えば、色紙に何行かにわたって改行を入れて書いてある。

ちょっとした絵手紙のようになっていたりするものを良く見かけますが、これは違います。これは飾るための作品です。

俳句は真っ直ぐ縦に一行で書くのを基本とします。
(横書きでも良いのですが、基本として縦一行形式が俳句をもっとも効果的に見せてくれるという意味です)

またSNSなどで見かけるものとして

夏草や 兵どもが 夢の跡

のように句に空白を入れているケースがありますが、これもあまり良くありません。

どうして書き方があるのか?

例えば松尾芭蕉にこんな俳句があります。

さまざまのこと思い出す桜かな 松尾芭蕉

季語は「桜」で春の句です。
ここで切れの概念を知っている鋭い人はわかると思いますが、

さまざまのこと思い出す/桜かな

思い出すと桜の間に切れ(「/」の部分)があります。
思い出している自分とその近くで咲く桜とは別物なのです。

が、
別に桜が思い出したと漫画的な解釈をしたとしてもそれはそれで楽しくないでしょうか?

十七文字の短い詩から想像を広げて楽しむのが俳句です。

空白を入れて書くと、その自由さが失われるかもしれないのです。

青嵐神社があったので拝む 池田澄子

この句の季語は「青嵐」で夏の嵐のことなのですが、「青嵐神社」というものがあったようにも読めますよね。
青嵐神社ってどんな神社?って考えることが出来ます。

青嵐 神社があったので 拝む

こう書かれると、青嵐神社の連想は出てきません。しかもリズムもとぎれながら頭に入って来ます。空白は単なるお節介なのです。

→横書きでSNSなどに書くときも空白をあけないように心がけておきましょう。

どうして空白をあけてはいけないかというと、空白も大事な表現だからです

口紅つかう気力体力 寒いわ 池田澄子

これは元々空白のある句です。この句は空白で一拍おかせるということをしています。

口紅つかう気力体力

(ため息)

寒いわ

のようなイメージです。

このようにテクニックとして空白を使う俳句もあるわけですから、最初から空白をいれるなんてややこしくて仕方ありません。

SNSで俳句に空白をあけるのはなぜか

おそらく、それが俳句(もしくは川柳)であることをわかりやすく示すためだと思われます。またどこで切って読むかわからない人のためにもそうしているのでしょう。

ネット上の初心者向け俳句サイトでも俳句の中に空白をいれているのを見かけることもあります。

全て受け取り手がわかりやすくするためです。

しかしそもそもが空白なしで書かれたものである以上、勝手に空白をいれることはあまり良い行いではないでしょう。

夏目漱石の文章を引用するのに勝手に句読点を追加しているようなものです。

どうしてもわかりやすくしたいのであれば、(俳句)とでも書いておきましょう。#俳句をつけておくというのもありですね。

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