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小学生でもできる俳句の作り方

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小学生でもできる俳句の作り方

そもそも俳句というのは「子供にさせた方が良い」というような意味のことを松尾芭蕉(まつおばしょう)も言っているほどで、それはなぜかというと、大人はいろんなことを考えるからです。

・人に褒められるような認められる句を作りたい。
・この思いを表現したい。

このような邪念が俳句をダメにするんじゃないか?ということですね。

認められる句なんていうのはそうそうできるものじゃありません。俳句を作る上でできることはせいぜい「及第点」をとることくらいです。

名句なんて有名な俳人でも生涯に何句できるかというレベルです。
ある意味、運です。

あと、「伝えたい思い」これも難しい。俳句は短いですから言いたいことを全部言うなんてことは出来ません。いや、出来なくはないんでしょうけども、難しいと思っておいた方がいい。

西洋文学の影響で文学というものは作者の思いがなければダメだということになっていますが、俳句(俳諧)は西洋文学が入ってくるより以前から日本にあるものです。

そこには何があるかというと、ただただ移ろう季節と自分たちの関係性だけが存在します。

自由に書かれたものを自由に汲み取っていく遊びなのです。

ですから、できるだけ固定観念から離れた方が面白いモノが出来ます。素材が自由であればあるほど、解釈の幅が広がる。
俳句は言葉遊びです。大人は遊ぶのが苦手なのです。

大人の邪念は俳句を狭めてしまうのではないか?
松尾芭蕉はそんなこと言ったんじゃないでしょうか?

少し話はズレますが、思いを込めた文章なんてそうそう書くものではありません。思春期に書くラブレターくらいのものです。私達が普段書いている文章は思いとは関係のないものが多い。

・会社の報告書
・学校のレポート

どれも思いなんて関係ないただの作文です。ある意味でっち上げの文章なわけですよね。
そういうものを書く練習こそが学校で教えるべき国語なんじゃないかな?と思ったりしています…。

ともかく、俳句の素晴らしいところは思いと離れられること。
小学生の俳句が素晴らしいのもそういうところです。

ちょっと長くなりましたが、最後に小学生の俳句の作り方を書いておきます。

・わかりやすい季語(目の前にあるものが良い)を与える。
・それを見て、自由にたくさん作ってもらう。適当になってきたころに良い句がポコンと出てきます。

小学生の名句

小学生が作った名句があります。それをご紹介しましょう。

せんぷうきあああああああおおおおお

わかりますか?

季語は扇風機で夏です。
誰しもが子供の頃にやりましたよね?

扇風機の前で「ああああああ~~~~」と声を出して、声の揺れを楽しむやつです。
それを難しい言葉を使わずに「あああああああおおおおお」と表現したところがこの句のポイントです。

そのままじゃないか!

と思う人もいるかもしれませんが、それでいいんです。
良い発見というのは名句になります。これだけで扇風機の前の子供が浮かんでくるじゃないですか。

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